GA4 「探索」の ユーザーエクスプローラ で見えている 「アプリ インスタンス ID」は、BigQueryにエクスポートした際に、どこのラカムに入るのか?

アプリ インスタンス ID

GA4の探索の「ユーザーエクスプローラ」で見えている 「アプリ インスタンス ID」は、BigQueryにエクスポートした際に、どこのカラムに入るのでしょうか?

「アプリ インスタンス ID」という名称ですが、アプリ専用に使用されるものではなく、ウェブサイトを閲覧しているユーザーに対しても付与されます。これは、Googleがユーザーに対して、デバイス毎に自動的に付与する文字列です。

ヘルプ:https://support.google.com/analytics/answer/7029846?hl=ja
によりますと、

user_pseudo_idSTRINGユーザーの仮の ID(アプリ インスタンス ID など)。

とあります。ここでは、「探索」の「ユーザー エクスプローラ」の「アプリ インスタンス ID」に注目します。

上記の
「アプリ インスタンス ID」1072916738.1658966842に注目してみましょう。

BigQueryへエクスポート後に、下記のようなSQLを実行してみます。

SELECT user_pseudo_id 
FROM `ga4-quick.analytics_302974976.events_20220727`
WHERE user_pseudo_id = "1072916738.1658966842"

GA4の探索の「ユーザー エクスプローラ」で見た「アプリ インスタンス ID」は、BigQueryでは、「user_pseudo_id」のカラムに格納されていることが分かります。

user_pseudo_id

Firebaseのヘルプ
https://firebase.google.com/docs/analytics/userid?hl=ja
には、user_pseudo_idについて、下記のように解説されています。 1 つのデバイスで同じアプリの同じユーザーであれば、同じuser_pseudo_idの文字列を持っていることになります。

ユーザー ID の設定は必須ではなく、設定しなくてもアナリティクスは正常に機能します。 1 つのデバイスで同じアプリの同じユーザーに属するイベントのみを検索する場合は、user_pseudo_id を使用します。この値はアナリティクスによって自動的に生成され、イベントごとに BigQuery 内に保存されます

https://firebase.google.com/docs/analytics/userid?hl=ja

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