UA(ユニバーサルアナリティクス)とGA4の計測方法の違い | オンラインセミナー アーカイブ動画+テキスト起こし(2022年3月10日開催)

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2022年3月10日に開催したオンラインセミナーの内容です。

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新ページの「離脱率」の定義

UA(の公式ヘルプ)

離脱率の分母はページビュー数です。

公式ヘルプ離脱率の定義URL確認日
日本語版離脱率は、個々のページのすべてのページビューで、そのページがセッションの最後のページになった割合を示します。https://support.google.com/analytics/answer/2525491?hl=ja2022/3/9
英語版For all pageviews to the page, Exit Rate is the percentage that were the last in the session.https://support.google.com/analytics/answer/2525491?hl=en2022/3/9

GA4(の公式ヘルプ)

離脱率の分母はセッション数です。

公式ヘルプ離脱率の定義URL確認日
日本語版離脱率は、あるページまたは画面で終了したセッションの割合です(離脱数 ÷ セッション数として計算されます)。https://support.google.com/analytics/answer/11080047?hl=ja2022/3/9
英語版Exit rate is the percentage of sessions that ended on a page or screen (calculated as Exits / sessions).https://support.google.com/analytics/answer/11080047?hl=en2022/3/9

別セッションになるためのヒット間隔=何も操作が無い場合のセッション終了

別セッションになるためのヒット間隔

UAGA4
デフォルト30分

「デフォルトでは、セッションはユーザーが何も操作を行わないまま 30 分が経過するまで持続しますが、この有効期限は数秒~数時間に変更することもできます。 」
 (公式ヘルプ: https://support.google.com/analytics/answer/2731565#zippy=%2C%E3%81%93%E3%81%AE%E8%A8%98%E4%BA%8B%E3%81%AE%E5%86%85%E5%AE%B9
デフォルト30分

「デフォルトでは、30 分間操作がなければセッションが終了します(タイムアウトします)。 」
 (公式ヘルプ: https://support.google.com/analytics/answer/9191807?hl=ja

UA

管理画面で1分~4時間で変更可能

(公式ヘルプ: https://support.google.com/analytics/answer/2795871

管理 > プロパティ列 > トラッキング情報 > セッション設定

GA4

管理画面で5分~7時間55分で変更可能

(公式ヘルプ: https://support.google.com/analytics/answer/9191807?hl=ja

管理 > プロパティ列 > データストリーム > ウェブ > タグ付詳細の設定

5分~7時間55分で変更可能

滞在時間

UAの平均ページ滞在時間

平均ページ滞在時間は、アクセスされたページの時間と、遷移後のページの時間の差分で求められる。

平均セッション時間

下記の3セッションがあった場合、平均セッション時間は、直帰のセッションは0秒として計算する。

GA4

UAGA4GA4
指標指標解説
平均ページ滞在時間平均エンゲージメント時間アプリの場合は、フォアグラウンド(注)表示されていた時間の平均値。ウェブサイトの場合はブラウザ上でフォーカス状態にあった時間の平均値です。 注:フォアグラウンドとは、画面が手前にあり、ユーザーが操作できる乗田にあること。
平均セッション時間セッションあたりのユーザーエンゲージメント時間セッションあたりのユーザーエンゲージメント時間です。

GA4では、「平均ページ滞在時間」「平均セッション時間」という指標は使われなくなり、変わって「平均エンゲージメント時間」「セッションあたりのユーザーエンゲージメント時間」という指標が使われます。

[GA4] ユーザー エンゲージメント(時間)

ユーザー エンゲージメントの指標は、アプリの画面がフォアグラウンド表示されていた時間、またはウェブページがフォーカス状態にあった時間の長さを示します。サイトまたはアプリを使用していてもページまたは画面が表示されていない時は、ユーザー エンゲージメントの指標は収集されません。公式ヘルプ: https://support.google.com/analytics/answer/11109416?hl=ja

セッションの長さ(の制限)

UAGA4
24時間

「 1 日の終わりによる期限切れ
ユーザー A が 8 月 14 日の午後 11 時 50 分にウェブサイトにアクセスし、15 日の午前 0 時 10 分に離脱したとします。
この場合は、8 月 14 日の午後 11 時 59 分 59 秒に最初のセッションが終了し、15 日の午前 0 時に次のセッションが開始されます。」(公式ヘルプ: https://support.google.com/analytics/answer/2731565#zippy=%2C%E3%81%93%E3%81%AE%E8%A8%98%E4%BA%8B%E3%81%AE%E5%86%85%E5%AE%B9
「セッションの継続時間に制限はありません。」

(公式ヘルプ:https://support.google.com/analytics/answer/9191807?hl=ja

キャンペーン ソースがセッション中に変更された場合、新しいセッションになるか?

UAGA4
キャンペーン ソースがセッション中に変更された場合、
新しいセッションになるか?

なる

(公式ヘルプ: https://support.google.com/analytics/answer/2731565#zippy=%2C%E3%81%93%E3%81%AE%E8%A8%98%E4%BA%8B%E3%81%AE%E5%86%85%E5%AE%B9
キャンペーン ソースがセッション中に変更された場合、
新しいセッションになるか?

ならない

(公式ヘルプ: https://support.google.com/analytics/answer/9191807?hl=ja

UA

UAでは、ユーザーのキャンペーン ソースが変わるたびに新しいセッションが開始されます。現在のセッションが終わっていない(最後のリクエストから 30 分経過していない)場合でも、キャンペーン ソースが変わると最初のセッションが終了して、次の新しいセッションが開始されます。

キャンペーンが更新される仕組み

通常、キャンペーンはユーザーが検索エンジン、参照元サイト、またはキャンペーンのタグが付いた URL を通じてサイトにアクセスするたびに更新されます。ただし、ノーリファラーの場合は、こうしたキャンペーン ソースの情報が更新されることはありません。

(公式ヘルプ: https://support.google.com/analytics/answer/2731565#zippy=%2C%E3%81%93%E3%81%AE%E8%A8%98%E4%BA%8B%E3%81%AE%E5%86%85%E5%AE%B9

GA4

GA4プロパティのセッション数は、UAのプロパティのセッション数よりも少なくなることがあります。

キャンペーン ソースがセッション中に変更された場合、GA4 では新しいセッションが作成されないのに対し、UAでは新しいセッションが作成されるためです。

(公式ヘルプ: https://support.google.com/analytics/answer/9191807?hl=ja

セッション中に午前零時を過ぎたら新しいセッションが始まるか?

UAGA4
セッション中に午前零時を過ぎたら
新しいセッションが始まるか?

始まる

(公式ヘルプ: https://support.google.com/analytics/answer/2731565?hl=ja#zippy=%2C%E3%81%93%E3%81%AE%E8%A8%98%E4%BA%8B%E3%81%AE%E5%86%85%E5%AE%B9

ユーザー A が 8 月 14 日の午後 11 時 50 分にウェブサイトにアクセスし、15 日の午前 0 時 10 分に離脱したとします。
この場合は、8 月 14 日の午後 11 時 59 分 59 秒に最初のセッションが終了し、15 日の午前 0 時に次のセッションが開始されます。
セッション中に午前零時を過ぎたら
新しいセッションが始まるか?

始まらない
日別のセッション数は「1」「1」と別れるが、
期間の合計で見ると「1」になる。

(公式ヘルプ: https://support.google.com/analytics/answer/9191807?hl=ja

セッションが日付をまたぐ場合(午後 11 時 55 分に開始して午前 0 時 5 分に終了する場合など)は各日で 1 回ずつカウントされますが、1 つのセッションとみなされます。

レイトヒット=日またぎデータ送付に対する処理

たとえば、ユーザーがモバイル デバイスでウェブサイトを閲覧しているときにサービスにアクセスできなくなり、その 48 時間後に再び利用できるようになったとします。

GA4 ではレイトヒットが処理されますが、UAでは処理されないため、GA4 のほうがセッション数が多くなります。

UAGA4
4時間以内のデータを処理72時間以内のデータを処理

「レイトヒット」(発生後すぐに送信されないヒット)

UAでは、前日の終了から 4 時間以内に届いたヒットが処理されます。GA4では、最大 72 時間遅れて届いたイベントも処理されます。 GA4 のイベントの場合、より長い期間が処理の対象となります。そのため、 GA4プロパティでのセッション数が多くなったり、処理対象期間である 72 時間で報告される数値が変動したりすることがあります。

(公式ヘルプ: https://support.google.com/analytics/answer/9964640?hl=ja#zippy=%2C%E3%81%93%E3%81%AE%E8%A8%98%E4%BA%8B%E3%81%AE%E5%86%85%E5%AE%B9

セッション中に2回以上の同一CVがあった場合

UAGA4
目標(=CV)に関しては、1回のセッション中に複数回目標を達成しても(CVしても)、「1」としかカウントされません。設定した目標(=CV)に対し、1回のセッションで複数回目標を達成した場合は(CVした場合)、その回数分だけカウントされます。

GA4では、「イベントを目標(コンバージョン)に設定します。そのため、コンバージョンに設定したイベントに関しては、イベントの発生回数=コンバージョンの発生回数となります。

UA

目標(=CV)に関しては、1回のセッション中に複数回目標を達成しても(CVしても)、「1」としかカウントされません。

GA4

GA4では、「イベントを目標(コンバージョン)に設定します。そのため、コンバージョンに設定したイベントに関しては、イベントの発生回数=コンバージョンの発生回数となります。

「直帰率」に代わる「エンゲージメント率」とは

GA4では、「直帰率」という指標は使われません。

それに代わる指標は、

100%-「エンゲージメント率」

です。

UA+GTM

GTMの設定にある「非インタラクションヒット」でも、実践的な設定はある程度できます。直帰したとしてもイベントが発生していれば直帰にカウントされず直帰率は下がるので、ユーザーの行動と関係のないイベント(非インタラクションヒット)であれば、直帰したものは直帰として計測されるように設定する必要がある=設定を「真」にします。

GTMの「非インタラクションヒット」の設定
基本の定義ユーザーの行動とイベントの間に関わりがないユーザーの行動とイベントの間に関わりがある
直帰の考え方直帰したら直帰とみなす直帰しても直帰とみなさない
代表的なイベント例・スクロール率
・読了
・滞在時間
・要素の表示
・動画再生
・内部/外部リンククリック
・PDFダウンロード
ページ遷移の有無基本的になし基本的にあり

GA4

「エンゲージメントのあったセッション数」とは

•10 秒以上継続したセッション

OR

•コンバージョン イベントが 1 件以上発生したセッション

OR

•閲覧(スクリーン ビューもしくはページビュー)または動画視聴が 2 件以上発生したセッション

の数を表します。

(公式ヘルプ: https://support.google.com/analytics/answer/11109416?hl=ja

エンゲージメント率

「エンゲージメント率」が確認できるレポートは?

以下、順に見ていきます。

•ユーザー > ユーザー属性 > ユーザー属性の詳細

•ユーザー > テクノロジー > ユーザーの環境の詳細

•ライフサイクル > 集客 > ユーザー獲得

ユーザー > ユーザー属性 > ユーザー属性の詳細

 

ユーザー > テクノロジー > ユーザーの環境の詳細

ライフサイクル > 集客 > ユーザー獲得

「探索」で「エンゲージメント率」のレポートを作る

GA4の「探索」機能には、さまざまな種類のレポートテンプレートが用意されています。

まだ1つも作っていない場合は、何も表示されません。新規に1からレポートを作成するか、いくつか用意されているテンプレートを利用できます。今回は新規作成として「空白」をクリックします。

「空白」をクリックした後の画面です。

ここでは、「日付」別の「エンゲージメント率」のレポートを見る方法をご紹介します。

左側にある「変数」のエリアを利用していきます。

変数のエリアでは、レポートに名称をつけたり、期間を選んだりできます。まずは「セグメント(分類)」「ディメンション(項目)」「指標(値)」のエリアで項目を登録しましょう。

項目を追加するために「ディメンション」の横にある「+」ボタンを押します。右側に表示される一覧から「ページタイトル」を選んでみましょう。

「ディメンション」に「日付」が入りました。

同じように「指標」から「エンゲージメント率」を選びましょう。これで今回のレポートで利用する2つの項目を選べました。

それでは、選んだ2つの内容をレポートに反映しましょう。追加した「日付」と「エンゲージメント率」をダブルクリックすると、真ん中のエリアである「タブの設定」の行に「日付」が、列に「エンゲージメント率」が追加されます。ダブルクリックではなく、項目をドラッグ&ドロップで追加することも可能です。

なお「ディメンション」は行か列に追加できて、指標は「値」にのみ追加が可能です。

「日付」をクリックすることで、日付の昇順、降順に並べ替えることが出来ます。

今回のセミナーはここまでとなります。

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