ユーザー プロパティ | オンラインセミナー アーカイブ動画+テキスト起こし(2022年3月31日開催)

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※開始後、約2分のところから開始いたしますのでご了承ください。(一部でモザイクを掛けるとカット編集ができないというYouTube Studioの仕様により、カット編集ができておりません。)

今回のセミナーでは、 GA4 の ユーザー プロパティ設定 について解説しています。

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ユーザー プロパティとは?

ユーザー ディメンションアプリウェブタイプ説明
年齢テキストユーザーの年齢層: 18~24 歳、25~34 歳、35~44 歳、45~54 歳、55~64 歳、65 歳以上。
アプリストア×テキストインストールしたアプリのダウンロード元のストア。
アプリのバージョン×テキストversionName(Android)またはバンドルのバージョン(iOS)。
ブラウザ×テキストユーザー アクションが発生したブラウザ。
市区町村テキストユーザー アクションが発生した都市。
大陸テキストユーザー アクションが発生した大陸。
テキストユーザー アクションが発生した国。
デバイスのブランドテキストモバイル デバイスのブランドの名前(Motorola、LG、Samsung など)。
デバイス カテゴリテキストモバイル デバイスのカテゴリ(モバイル、タブレットなど)。
デバイスの機種×テキストモバイル デバイスの機種名(iPhone 5s、SM-J500M など)。
性別テキストユーザーの性別(男性または女性)。
インタレスト カテゴリテキストユーザーの興味や関心(アート、エンターテイメント、ゲーム、スポーツなど)。
言語テキストデバイスの OS の言語設定(en-us、pt-br など)。
新規 / 既存×対象外新規: 最初にアプリを起動したのが過去 7 日以内。 既存: 最初にアプリを起動したのが 7 日以上前。
OSテキストウェブサイトまたはモバイルアプリのユーザーが使用したオペレーティング システム。
OS バージョンテキストウェブサイトまたはモバイルアプリのユーザーが使用したオペレーティング システムのバージョン(9.3.2、5.1.1 など)。
プラットフォームテキストウェブサイトまたはモバイルアプリが実行されたプラットフォーム(ウェブ、iOS、Android など)。
地域テキストユーザー アクションが発生した地域。
亜大陸テキストユーザー アクションが発生した亜大陸。

ユーザー プロパティとは、地域やメディアの会員情報など、ユーザーを表す属性を意味します。GA4では一部の情報が自動で保存されています(上記の表の通り)。

自動保存情報(上記の表で見た情報)以外で、個別に情報を付与したいケースがあります。例えば、有料会員 or 無料会員別にサイト内の行動にどういう違いがあるか、などの分析をしたい場合です。

その場合は、自分で「ユーザー プロパティ」を設定し、GA4画面上で「ユーザー プロパティ」を「カスタム ディメンション」に設定することで、比較することが可能です。

GTM、GA4を使用することで「ユーザー プロパティ」を設定して、GA4上でユーザー別にレポートを確認することが可能です。

最大25個(有料版なら100個)の「ユーザー プロパティ」を追加設定することができます。

公式ヘルプ:https://developers.google.com/analytics/devguides/collection/protocol/ga4/user-properties?hl=ja&client_type=firebase

ユーザー プロパティの設定例

「ユーザー プロパティ」とは、ユーザーを表す属性を意味します。

ここでは、本セミナーに申し込んで頂いたユーザーに

‘seminar_participants’: ‘true’

という値を付与するという例を考えます。

セミナー申込完了ページに到達したら、

‘seminar_participants’: ‘true’

というユーザー プロパティが与えらえられるようにします。

「セミナー申込完了ページ」に、上記のようなデータレイヤーを記述します。

(参考) データレイヤーの記述方法

データレイヤーの値の渡し方は「=」と「.push」の2種類

具体的にデータレイヤー変数へデータを渡す手段としては、JavaScriptで以下どちらかの処理を行います。下記を()内の例で処理した場合、「seminar_participants」というデータレイヤーの変数へ対して「true」という値が渡されることになります。

<script>
dataLayer = [{'データレイヤー変数名(例:seminar_participants)': '渡したい値(例:true)'}];
</script>
<script>
dataLayer.push({'データレイヤー変数名(例:seminar_participants)': '渡したい値(例:true)'});
</script>

上記の通り、値を渡すための書式は2種類あります。動作可能なタイミングが異なっています。

書式ページ内で一番最初
記述
された場合
ページ内で二番目以降
記述
された場合
dataLayer = [{~~}];動作するエラーになる
dataLayer.push({~~});エラーになる動作する

ページ内で一番最初にdataLayerを記述する場合は「=」で、二番目以降に記述する場合が「.push」となります。

JavaScriptのルールとして「『=』は値を『代入』」する、「『.push』は値を『追加』」する、という違いがあります。

GTMの画面

まず、ユーザー ID 向けにデータレイヤー変数を作成します。

Google タグ マネージャーで、「変数」をクリックします。

「ユーザー定義変数」の「新規」をクリックします。

「データレイヤーの変数」を選択します。

上部に変数の名前を入力します。

「データレイヤーの変数名」フィールドに、ユーザー ID 変数の名前(「seminar_participants」)を入力します。

「デフォルト値」は「false」(フォールス)に設定しておきます。

「保存」をクリックします。

Google タグ マネージャーで、「タグ」をクリックします。

「Google アナリティクス 4 設定タグ」を選択します。

「タグの設定」で「ユーザー プロパティ」をクリックします。

「行を追加]」をクリックします。

「ユーザー プロパティ」の「フィールド名」に「seminar_participants」と入力します。

「値」フィールドで、作成したデータレイヤー変数を選択します。

「保存」をクリックします。

「ユーザー プロパティ」とは、ユーザーを表す属性を意味します。

ここでは、本セミナーに申し込んで頂いたユーザーに

‘seminar_participants’: ‘true’

という値を付与するという例を考えます。

セミナー申込完了ページに到達したら、

‘seminar_participants’: ‘true’

というユーザー プロパティが与えらえられるようにします。

カスタム ディメンション の設定

設定 > カスタム定義 > カスタム ディメンションを作成をクリックします。

「ユーザー プロパティ」に「 seminar_participants 」指定して、「ディメンション名」を「 seminar_participants 」設定。

(1)プルダウン メニューから 「ユーザー」を選択します。

(2)カスタム ディメンションの 「説明」 を入力します。

(3)リストから 「ユーザー プロパティ」を選択するか、今後収集する「プロパティ」の名前を入力します。

(4)「保存」をクリックします。

作成した「カスタム ディメンション」は、「比較を追加+」をクリックして、右サイドで検索して呼び出すことができます。反映されるまで、しばらく時間が掛かります。

作成した「カスタム ディメンション」は、「比較を追加+」をクリックして、右サイドで「←比較の作成」を呼び出します。

カスタムディメンション「seminar_participants :true」が掛かった状態でグラフを見ています。

「ユーザー ID」と「ユーザー プロパティ」(1)

「ユーザー ID」の設定

ユーザー ID(User-ID)は、もともとGA側が用意したユーザーに紐づく機能ですが、ユーザープロパティと似ている部分もあります。

今回は、ユーザープロパティの説明する回ですが、ユーザー IDについてもご説明します。

ユーザー ID(User-ID) 機能を使用すると、自社で生成したユーザー ID を個々のユーザーに関連付け、さまざまな •セッション
•デバイス
•プラットフォーム
をまたいで各ユーザーの行動を把握できます。

アナリティクスでは、ユーザー ID(User-ID)によって個々のユーザーを判別するため、ユーザーの数をより正確にカウントすることができます。

公式ヘルプ  https://developers.google.com/analytics/devguides/collection/ga4/user-id?technology=tagmanager

ユーザー ID(補足資料)

ユーザーが、ユーザー ID との関連付けがない状態でセッションを開始し、イベント 1 とイベント 2 を発生させたとします。

この時点では、これらのイベントにユーザー ID は関連付けられていません。

次に、ユーザーがログインしたうえで、イベント 3 を発生させたとします。この時点で、イベント 1~3 がすべてそのユーザーの ID と関連付けられます。

最後に、ユーザーがログアウトした上でイベント 4 を発生させたとします。イベント 4 にはユーザー ID が関連付けられません。イベント 1~3 はそのユーザーに関連付けられたままとなります。

公式ヘルプ  https://support.google.com/analytics/answer/9213390?hl=ja

ログインしているユーザーとログインしていないユーザーを比較する

ログインしているユーザーとログインしていないユーザーの行動を比較するには、「ユーザー ID でログイン済」ディメンションを使用して比較を作成し、「ディメンションの値」を「yes」に設定します。

公式ヘルプ:https://support.google.com/analytics/answer/9213390#what-you-can-do-with-user-id

上記のように「『ユーザー IDでログイン済み』に含まれる要素 yes」のセグメントを取り出して見ることができるようになります。

ステップ 1: ユーザー ID を生成する

各ユーザーに自身で一意の ID を作成するほか、新しいユーザーに ID を割り当て、リピーターには同じ ID を継続的に再割り当てする必要があります。

データレイヤーにユーザー IDが出力されるようにするには、システム開発が必要です。

これは通常、ログイン中に行われます。

たとえば、ユーザーがログインした時に、そのユーザーのメールアドレスを使って、サイト全体で参照することができる一意の ID を生成できます。

各ユーザー ID は 256 文字未満で指定する必要があります。

公式ヘルプ  https://developers.google.com/analytics/devguides/collection/ga4/user-id?technology=tagmanager

ステップ 2: ユーザー ID を Google アナリティクスに送信する

ユーザー ID をアナリティクスに送信する前に、GA4設定タグを作成して、以下のように生成されたユーザー ID をデータレイヤーに追加します。

公式ヘルプ  https://developers.google.com/analytics/devguides/collection/ga4/user-id?technology=tagmanager

例として、このセミナーの登録完了ページに、下記のようなデータレイヤーを書き込みました。

https://ga4-quick.and-aaa.com/thanks/ga4_thanks20220616.html

まず、ユーザー ID 用のデータレイヤー変数を作成します。

Google タグ マネージャーで、「変数」をクリックします。

「ユーザー定義変数」で「新規」をクリックします。

「データレイヤーの変数」を選択します。

上部に変数の名前を入力します。

「データレイヤーの変数名」フィールドに、ユーザー ID 変数名=「user_id」を入力します。「保存」をクリックします。

下記では「デフォルト値」を「NON_MEMBER」に設定してあります。(ここは設定しなくても構いません。)

Google タグ マネージャーで、「タグ」をクリックします。

「Google アナリティクス 4 設定タグ」を選択します。

「タグの設定」で「設定フィールド」をクリックします。(user_idの設定は、「ユーザー プロパティ」ではなく「設定フィールド」を使用する。 )「行を追加」をクリックします。

公式ヘルプ  https://developers.google.com/analytics/devguides/collection/ga4/user-id?technology=tagmanager

「設定フィールド」 の「フィールド名」に「user_id」と入力して、アナリティクスでユーザー ID が認識されるようにします。

「値」フィールドで、作成したデータレイヤー変数を選択します。

「保存」をクリックします。

例でDataLayerを書いた

https://ga4-quick.and-aaa.com/ga4_seminar_thanks/ga4_thanks20220616.html

が閲覧されると、セミナー第3回でご紹介した「設定 > DebugView」で、ユーザー プロパティとしてuser_idが計測されたことが確認されます。

ユーザー ID 向けにデータレイヤー変数を作成した際に、「デフォルト値を設定」にチェックを入れて、デフォルト値が設定してありました。デフォルト値を取得したことも、DebugViewで確認できます。

 

「ユーザー ID」と「ユーザー プロパティ」(2)

user_id は予約済みのプロパティ名のため、レポートやデータ探索で直接アクセスすることが出来ない件

ID にアクセスする

「user_id」 は「予約済みのプロパティ名」のため、レポートや「探索」(別の回に解説)で直接アクセスすることはできません。すなわち、「カスタム ディメンション」として使うことができません。

予約済みの名前

一部のユーザー プロパティ名は予約済みのため、測定では使用できません。

first_open_time
first_visit_time
last_deep_link_referrer
user_id
first_open_after_install

また、ユーザー プロパティ名の先頭を以下にすることはできません。

google_
ga_

firebase_ 公式ヘルプhttps://developers.google.com/analytics/devguides/collection/protocol/ga4/user-properties?hl=ja&client_type=firebase

「user_id」を「カスタム ディメンション」として使おうとすると、何が起こるか、やってみましょう。

公式ヘルプ:https://developers.google.com/analytics/devguides/collection/ga4/user-id?technology=tagmanager

「user_id」の値を、 「カスタム ディメンション」として使いたい場合、 「user_id」 という名前の「カスタム ディメンション」を作ることができるか、確認します。

設定 > カスタム定義で、「カスタムディメンションを作成」 をクリック。

上記のように、「user_id」という名前の「ユーザー プロパティ」を使って「カスタム ディメンション」を作成しようとすると、 「『ユーザー プロパティ名』を『user_id』にすることはできません。」と表示されます。

「user_id」を「カスタム ディメンション」に使いたいなら、「user_id」と同じ値を持つ、「ユーザー プロパティ」を別途作っておく必要があります。

【2022/07/22】以下でご紹介する、「『user_idカスタム ディメンションに使いたいなら、『user_idと同じ値を持つ、「ユーザー プロパティ」を別途作っておく必要があります。」という方法は、以前は、GA4の公式ヘルプでも見られたのですが、2022/07/22時点では、公式ヘルプで見られなくなりました。その理由は、

公式ヘルプ:https://support.google.com/analytics/answer/10075209?hl=ja#zippy=%2C%E3%81%93%E3%81%AE%E8%A8%98%E4%BA%8B%E3%81%AE%E5%86%85%E5%AE%B9

の下記の解説にある点が問題となるからのようです。

標準的なプロパティがある場合は、高基数のカスタム ディメンションは作成しないでください。高基数のディメンションとは、1 日あたりの固有の値の数が 500 を超えるディメンションです。このようなディメンションを作成すると、レポートに悪影響が生じ、データが「(other)」行に集約される可能性があります。ユーザー ID のような高基数のディメンションの場合(例: ユーザーごとの ID を収集したい場合)は、User-ID 機能を使用してください。

https://support.google.com/analytics/answer/10075209?hl=ja#zippy=%2C%E3%81%93%E3%81%AE%E8%A8%98%E4%BA%8B%E3%81%AE%E5%86%85%E5%AE%B9

以下、この点を踏まえてご覧ください。

レポートおよびデータ探索で ID にアクセスするには、別の「ユーザー プロパティ」 (crm_id など)を設定し、その「ユーザー プロパティ」を「カスタム ディメンション」として保存します。たとえば、以下の例では、レポートとデータ探索でユーザー ID を確認できるように 2 つのパラメータを送信しています。

<script>
window.dataLayer = window.dataLayer || [];
dataLayer.push({
 user_id: "USER_ID",
 crm_id: "USER_ID"
});
</script>

「ユーザー プロパティ」の設定を行います。「プロパティ名」に「crm_id」、「値」には、

「user_id」用に作成したデータレイヤー変数と同じデータレイヤー変数を選択します。

正しく設定できていれば、DebugViewで「crm_id」が確認できます。

user_idを カスタムディメンションに設定

設定 > カスタム定義 > カスタム ディメンションを作成をクリックします。

(1)プルダウン メニューから 「ユーザー」を選択します。

(2)カスタム ディメンションの [説明] を入力します。

(3)リストから 「ユーザー プロパティ」を選択するか、今後収集する「プロパティ」の名前を入力します。

(4)「保存」をクリックします。

作成した「カスタム ディメンション」は、「比較を追加+」をクリックして、右サイドで検索して呼び出すことができます。反映されるまで、しばらく時間が掛かります。

ユーザーIDでセグメントを掛けた状態で、レポートを見ることができます。

今回のセミナーはここまでとなります。

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