GA4 探索 | オンラインセミナー アーカイブ動画+テキスト起こし(2022年4月28日開催)【中編】

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この記事は、【前編】からの続きです。

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経路データ探索

経路データ探索の手法を使用すると、次のようなことができます。
•新規ユーザーがホームページを開いた後に開く上位のページを見つける
•アプリ除外の後にユーザーが行う操作を確認する
•ユーザーが操作不能になったことを示している可能性があるループ動作を発見する
•あるイベントがユーザーのその後の行動に及ぼす影響を特定する

すなわち、ある行動をしたユーザーが 次にどうしたかを確認します。

公式ヘルプ:https://support.google.com/analytics/answer/9317498?hl=ja&ref_topic=9266525

画面上部で「経路データ探索」テンプレートを選択します。

データ探索の始点として使用するデータの種類を選択します。

デフォルトで用意されているものを使ってもいいのですが、最初から自分で作る時は、「最初からやり直す」をクリックします。

右側にある [始点] でディメンションを選択するか、「タブの設定」 > 「ノードの種類」のリストからディメンションをドラッグして 「始点」にドロップします。
現在は、「イベント名」または「ページタイトルとスクリーン名」 「ページタイトルとスクリーン クラス」のノードの種類を選択できます。ステップとノードについては、後ほど詳しく解説します。

https://support.google.com/analytics/answer/9317498?hl=ja&ref_topic=9266525

ディメンションの「値」を選択します。

新しい経路データ探索が表示されます。左側が選択した始点です。右側の [ステップ + 1] には、その始点の後にユーザーが閲覧した画面や発生させたイベントが、上位 5 つまで表示されます。

ユーザーがたどった次のステップを確認する

ユーザーがたどった次のステップを確認するには、グラフ内のデータポイントをクリックします(経路データ探索のデータポイントは「ノード」と呼ばれます)。

ノードをクリックして展開し、新しいステップを追加します。ノードをもう一度クリックすると、折りたたむことができます。グレーのテキストで表示されているノードはユーザーがたどった経路の最後にあり、展開することはできません。

デフォルトでは、グラフにはステップ内のノードの上位 5 個が表示されます。「他〇個」をクリックすると、ステップごとに最大 20 個のノードを追加できます。上位 20 個以外のノードは「その他」のノードとしてまとめられます。

ユーザーがたどった前のステップを確認する

経路データ探索のデフォルト設定では、特定のイベントまたはページを起点として、その後のユーザー行動が表示されます。

これに対して、特定のイベントまたはページを基準に、そこに至るまでにユーザーがたどってきた経路を遡行的に探索することも可能です。購入やコンバージョンといったイベントを基準(終点)に指定して、ユーザーがそこへ到達するさまざまな経路を探索することにより、エクスペリエンス改善に役立つインサイトが得られます。

遡行型の経路データ探索を作成するには:
1.前述の手順に沿って、新しい「経路データ探索」を作成します。
2.画面右上の [最初からやり直す] をクリックします。

終点」ボックスをクリックして、経路の終点とするノードを指定します。

その後は通常の(順行型の)経路データ探索と同じように設定を行います。

遡行的(流れをさかのぼっていくこと)に探索する場合は、このようになります。

経路データ探索の仕組み

経路データ探索ではツリーグラフを使って、イベント ストリーム、ユーザーが発生させたイベントのコレクション、ユーザーが閲覧した画面が示されます。

経路データ探索のグラフは、上記の要素で構成されます。

始点 / 終点

始点は、探索する経路の起点となる画面またはイベントで、ビジュアル表示の一番左の列に表示されます。

たとえば、さまざまなカテゴリの靴(紳士用、婦人用、スポーツ用など)を選択できるページを始点として e コマースの経路が開始されるケースがあります。

終点とは、遡行的な探索を行う場合に、経路の終わりとして設定する画面またはイベントで、ビジュアル表示の一番右の列に表示されます。

同じ経路データ探索の中で指定できるのは始点または終点のどちらか一方です。両方を同時に指定することはできません。

ステップ

ステップはグラフ内の列です。各ステップは、始点の後または終点の前にユーザーが閲覧した画面、または発生させたイベントを表します。

靴の販売店の例では、始点に設定した商品カテゴリ選択ページの次にユーザーが閲覧した画面や発生させたイベントが、[ステップ + 1] 列に一覧表示されます。

ノード

ノードはステップ内のデータポイントであり、経路内のそのポイントにおけるユーザーやイベントの数を表します。

たとえば、[ステップ + 1] の [紳士靴] ノードは、そのページを開いた買い物客の数や、そのページからトリガーされたイベントの数を表します。

ノードの種類は、グラフの各ステップに表示されるディメンション値を表します。新しい経路データ探索を作成する際に始点のノードの種類を設定します。

ステップのノードの種類は、ステップの上のメニューを使用して切り替えることができます。

経路

経路とは、指定された期間内に 1 つまたは複数のステップで発生する特定のノードのシーケンスを指します。

経路の算出方法

通常(順行型)の経路データ探索では、指定された始点を基準としてイベント ストリームを分析し、始点の直後にユーザーが閲覧した画面、または発生させたイベントを特定します。

遡行型の経路データ探索の場合はこの逆で、指定された終点を基準にイベント ストリームを分析し、終点の直前に閲覧された画面または発生したイベントを特定します。

特定された画面およびイベントが集約されたものが、経路として表示されます。各ノードに表示されている数字は、経路内にあるその特定のポイントに寄与したユーザーやイベントの合計数を表します。

経路とセッション

経路は、始点または終点として選択したディメンション値の最初のインスタンスを使用して、ユーザーのイベント ストリームから算出されます。

選択した期間によっては、経路は 1 つまたは複数のセッションにまたがる場合があります。ユーザーが非アクティブ状態になってから 30 分経過すると、新しいセッションが始まります。経路が複数のセッションにまたがる場合、ノードのデータはすべてのセッションを集約したものになります。

シングル セッションの例

同じセッションで、ユーザーが以下の画面を開くとします。

ホーム > 商品 A > ホーム > 商品 B

上記の画像は、ホーム screen_view イベントの最初のインスタンスを始点として使用し、ノードを展開してステップを追加することによって、このユーザーの行動を経路データ探索で可視化する仕組みを示しています。

クロスセッションの例

1 週間のうちに、2 つの異なるセッションで、同一ユーザーが以下の操作を行うとします。

セッション 1: ホーム > 商品 A > 商品 B > ホーム > 商品 C

セッション 2: ホーム > 商品 A > 購入手続き

この経路の初回ビューのイベント数は、上記のように表示されます。

この経路を探る方法は 2 通りあります。

セッション 1: ホーム > 商品 A > 商品 B > ホーム > 商品 C

セッション 2: ホーム > 商品 A > 購入手続き

集約された経路を表示するには、[商品 A] のノードを展開します。これにより「ステップ + 2」が追加され、各セッションがそれぞれ個別の経路として表示されます。

クロス セッションの完全な経路を確認するには、すべてのノードを展開して、始点以降の 8 つのステップを表示します。

各ステップに表示されるデータの種類を変更する

ノードタイプにより、ステップに表示される情報の種類が決まります。特定のステップでそのノードタイプを表示するには、そのステップの上部にあるメニューを使用します。

データ探索の指標を変更する

経路データ探索では、デフォルトで、グラフ内にある各ノードのイベント数が算出されます。異なる指標の算出は簡単に適用できます。

指標を適用するには:
左側の「変数」で、サポートされている指標の 1 つをリストから選択し、それを「タブの設定」の該当欄にドラッグします。

現在、以下の指標がサポートされています。

イベント数

「イベント数」の指標では、経路の各ノードで発生したイベントの数がカウントされます。イベント数は、データ探索期間内のすべてのユーザーとすべてのセッションで集計された結果です。

たとえば、同じ 30 分間でユーザーがホームページを開き、商品ページ(Product A)に移動して、別の商品ページ(Product B)に移動する前にそのホームページに戻った場合、経路にはそのホームページの表示を意味する 2 つのホーム screen_view イベントと、各商品ページの表示を意味する screen_view イベント 1 つずつが最初のステップに表示されます。

ユーザーの合計数

「ユーザーの合計数」の指標は、データ探索期間内に画面を表示したり、イベントをトリガーしたりしたユニーク ユーザーの数を表します。

たとえば、選択された期間内に、ユーザーがホームページを開き、商品ページに移動して、別の商品ページに移動する前にそのホームページに戻った場合、経路には始点にホームページのユーザーが 1人と、最初のステップの各商品に商品ページのユーザーが 1 人表示されます。

合計ユーザー数は、ユニーク ユーザーの数です。ユーザーが同じ開始ノードを共有する複数の経路をたどった場合、共有されるノード内のユーザー数は、共有されないノード内のユーザー数の合計より少なくなります。これは、ユーザーが共有ノードのユニーク ユーザー数に複数回寄与していないためです。

ノードを除外する

関連性がないノードを削除することができます。ノードを除外するとグラフで非表示になりますが、経路の算出方法は変更されません。経路の算出に使用される前にイベント ストリームからデータを除外するには、セグメントの適用をおすすめします。

グラフからノードを除外するには:
ノードを右クリックします。
「ノードを除外」 をクリックします。

ノードを除外する方法を指定します。

選択したもののみ:

このオプションでは、現在のステップの現在の経路からノードが除外されます。このノードからこの経路をたどって行われた後続のステップはすべてデータ探索から削除されます。

すべての経路から:

このオプションでは、データ探索のすべてのステップにあるすべての経路からノードが除外されます。

除外したノードは、[タブ設定] の [ノードフィルタ] に一覧で表示されます。除外したノードを再度追加するには、フィルタの 1 つにカーソルを合わせて [X] をクリックします。

セグメントを適用する

セグメントを使用すると、データ探索に含めたり、データ探索から除外したりするユーザーやイベントのサブセットを定義できます。

たとえば、コンバージョンに至ったユーザーやコンバージョンに至らなかったユーザーがたどった経路を調べることで、ユーザー行動の分岐点を確認することが可能です。

また、重要なイベントのサブセットに基づいて経路データ探索を作成することもできます。これは、セッション内に多数のイベントがあるものの、それらのうち特定のサブセットに絞って経路を確認したい場合に特に役立ちます。

「セグメント」については、当セミナーのセミナーアーカイブ

もご活用ください。

フィルタを適用する

利用可能な任意のディメンションと指標に基づいて、データ探索にフィルタを適用できます。

たとえば、最小数のユーザーやイベントを含む経路、または選択したブラウザやオペレーティング システムで発生した経路のみを表示することが可能です。

フィルタは、経路が算出される前にデータ探索に適用されます。

内訳ディメンションを適用する

内訳ディメンションを指定すると、経路のデータをそのディメンションの値ごとにグループ化することができます。たとえば国別やデバイス カテゴリ別の内訳表示が可能です。

内訳ディメンションを適用するには:

画面左側で、「変数」パネル内の既存ディメンションを「タブの設定」パネルの「内訳ディメンション」欄にドラッグします。

選択したディメンションの上位 5 つの値が、データ探索画面の下部に表示されます。値にカーソルを合わせると、各ノードに含まれるその値の件数が表示されます。たとえば上記の図は、遡行型の経路データ探索で、内訳ディメンションとして「デバイス カテゴリ」を使用しています。画面下部の「mobile」(モバイル)にカーソルを合わせることにより、各ノードに含まれるモバイル ユーザーの数が表示されています。

この記事は【後編】へと続きます。

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